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後半強さ発揮マラソンVキルイ/世界陸上

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 ニッカンスポーツコムの陸上コラム「データマン野口の陸上記録のアレコレ」でおなじみの野口純正さんが、世界選手権大邱大会についてホットな陸上記録アレコレをお届けします。最終回は大会9日目です。

【女子ハンマー投げ】

 優勝のルイセンコ(ロシア)は、2009年は6位(2005年は3位)。今年5月に今回2位のハイドラー(ドイツ)に破られるまで世界記録を持っていた。2007年5月9日のドーピング抜き打ち検査で陽性反応が出て、2009年7月14日まで2年間の出場停止処分になっていた。この種目でのロシアの優勝は2005年に続いて2回目。

 77メートル13の優勝記録は、大会記録の77メートル96についで世界選手権歴代2位。

 ハイドラーは、2007年の金、2009年の銀に続き3大会連続のメダル獲得。

 3位張文秀(中国)は、2007年に続いての銅メダル獲得。75メートル03は、4年前の74メートル39を上回る世界選手権でのアジア人最高記録。また、世界選手権での「3位の最高記録」でもあった。従来は74メートル79(2009年)。

 モルドバの入賞(マルギエワの8位)は男女すべての種目を含めて史上初。

【男子マラソン】

 キルイ(ケニア)は2連覇でアントン(スペイン=1995年、1997年)、ガリブ(モロッコ=2003年、2005年)に続いて3人目。

 2位もケニアのキプルトでケニアは金銀独占。これは1997年のスペイン、2009年のケニアについで3回目。

 ケニアは男女マラソンを制覇したが、これは2007年のケニアに続いて史上2回目。男女そろっての金銀独占は史上初。

 優勝記録の2時間07分38秒は、世界選手権歴代2位。これでキルイは、世界選手権のパフォーマンスの歴代1、2位を独占した。

 2位(2時間10分06秒)との差2分28秒は、史上最大。従来は2007年の1分19秒差が最大だった。1位と3位の差2分54秒も史上最大(従来は、2009年の1分41秒)。 

 キルイの25~30キロの14分18秒、30~35キロの14分40秒のスプリットは世界選手権史上最速。前半1時間05分07秒、後半1時間02分31秒で、後半は世界選手権最速(従来は、2003年の1時間03分46秒)。

 後半の方が2分36秒速かったが、前半に比べて後半がこれだけアップしたのは史上最高。これまでは1995年の2分07秒アップ(1時間06分54秒と1時間04分47秒)が最大だった。

 3位リレサ(エチオピア)は、1990年2月1日生まれで「21歳と215日」。これは男子マラソンでの世界選手権「最年少メダリスト」の新記録。これまでは、同じエチオピアのケベデ(2009年に銅)の「22歳と219日」だった。

 7位堀端宏行は、日本にとって延べ16人目の入賞者。

 団体戦(ワールドカップ)でのケニアの優勝は、2大会連続2回目。日本のメダル(銀)獲得は、1999年から7大会連続7回目。

 今大会前までは日本がトップで59点、ケニアは48点で3位だったが、日本の2点(7位)に対してケニアは22点(1、2、5、6位)の大量得点で歴代トップに立った。

 世界選手権男子マラソンの国別歴代得点上位8国(1983~2011年)は下記の通り(1位8点~8位1点で集計)。

順位)得点   国名   1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位

 1)70 ケニア     4  3  -  -  2  1  2  2

 2)61 日本      1  -  2  1  5  3  3  1

 3)51 スペイン    3  2  -  -  1  2  -  3

 4)47 イタリア    -  1  3  1  1  2  3  1

 5)39 エチオピア   1  1  2  2  -  -  1  -

 6)26 モロッコ    2  -  -  1  -  1  1  -

 7)20 オーストラリア 1  -  1  1  -  -  -  1

 8)18 タンザニア   -  1  -  -  2  1  -  -

 [2011年9月6日20時16分]







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