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鵬翔・松崎監督が感無量/高校サッカー

優勝を決め、選手から胴上げされる鵬翔・松崎監督(撮影・狩俣裕三)
優勝を決め、選手から胴上げされる鵬翔・松崎監督(撮影・狩俣裕三)

<高校サッカー:鵬翔2-2(PK5-3)京都橘>◇決勝◇19日◇国立

 宮崎県代表の鵬翔が、京都橘をPK戦で下し、県勢初優勝を飾った。大会史上最多となる4度目のPK戦を制してミラクル勝利。83年の就任以来、苦労と試行錯誤の連続だった松崎博美監督(62)の努力がついに結実した。

 鵬翔ひと筋、62歳の松崎監督も感無量だった。ピッチ上の胴上げで3度宙に舞った。「サッカーをやってきて良かった。最高のお年玉です。勝因は気持ちの強さとあきらめなかったこと」と声を弾ませた。

 試行錯誤の連続だった。就任1年目の83年は部員11人。欠席者が出ると練習試合に自ら出場。ナイター設備はなく、車のライトで夜間指導を行ったことも。指導者資格や審判資格を取るより先に大型免許を取得。チーム強化のため、当時は画期的だったマイクロバスでの大阪などへの県外遠征を繰り返し、片道10時間も運転することがあった。

 厳しい指導に辞める部員もいたが「宮崎でもやれることを証明したかった」との信念で、走り続けてきた。昨年1月には事故で愛息の康博さんを34歳で亡くした。そんなつらい思いを乗り越えて、ようやくつかんだ感激の一瞬だった。

 [2013年1月20日8時47分 紙面から]

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